SUPER GT Rd5 富士 レースレポート

SUPER GT 第5戦富士!

今年のSUPER GTもいよいよ折り返し地点を迎えました。

Rd4のタイ大会にシード権の関係から出場できなかったため、2か月ぶりのSUPER GTとなります。

車は念入りに準備を済ませ、チームメンバーもBlancpainやアイドラーズと毎週末の走行で、いい意味で緊張感を途切れることなくSUPER GTの舞台を迎えることが出来ました。

富士大会はとにかく暑かった!

朝から茹だるような暑さと、照り付ける太陽は容赦なく、用意した氷が全然足りなくなるほどの熱気で溢れた。

土曜日の公式練習1本目、1コーナーで大クラッシュが発生してしまったが幸いドライバーに大きな怪我が無く安心した。

しかしやはり一番のライバルチームの不在は寂しいので、一刻も早い復帰を応援しています。

CARGUY Racingとしては予選ではまず、横溝がQ1を突破。

トップからQ1敗退までの0.5秒の僅差で、11位でQ1を通過しました。

続くQ2は木村が乗り込み、アタック開始。

トラブルもあり14番手でQ2を終えるも、翌日の800キロレースではシングルを目標に14番グリッドからのスタートとなりました。

レース当日 天気:晴れ/路面:DRY

この日も前日のように朝からすごく暑い日だった。

昼からスタートするレースに備えて午前中のウォームアップ走行を終え午後からの長距離レースに備える。

車もドライバーも得意な富士ということもあり、期待が高まる。

フォーメーションラップ開始。 順調にスタートを切り、レースが始まる。

800キロの長丁場だが、序盤から飛ばし気味のチームが早速接触している。

その矢先の3周目に突入した1コーナーで、CARGUY ADA NSX GT3は他車と接触してしまいました。

この接触によるペナルティで順位は22位まで後退。 そこから取り返すレースとなりました。

それ以降トラブルやペナルティもなく、精一杯の走りで横溝/木村はポジションを1つでもあげるべく奮闘します。

800㎞レースとなるとピット回数も最低4回と多く、1度のピットインで50秒~1分掛かる作業をどれだけ短縮できるか、そして入るタイミングを見極められるかはレースの順位に大きく影響してきます。

そこはエンジニアとメカニックがレースに参加するタイミングでもあり、彼らが輝く場でもあります。

4回のピットを作戦通り終わり、順位も大きく取り戻し17位。

そのままポジションを守り切り、4時間40分/177周の冨士を走り終えました。

目標のシングル入賞には届きませんでしたが、タフなNSX GT3の信頼性の高さとチームワークはこのGT富士でより一層高まったように感じます。

既にCARGUY Racingの活動で多くの人を動かしつつあります。

次はいよいよ2週間後に迫った鈴鹿10H GT3の世界一決定戦です!!

CARGUY Racingは鈴鹿10Hに、この体制を継続して臨みます!!