SUPER GT公式テスト 富士

スーパーGT開幕前の最後のテスト日 開幕前に走ることができる最後のセッションということもあり、各チーム本番さながらのピリピリした空気が漂う。 2日間で計8時間のテスト走行を富士スピードウェイで行った。 シェイクダウン以降プライベートテストを重ねたCARGUY ADA NSX GT3は既に、相当な距離を走行したがマシンは好調。 この富士のテストでも満足なデータを取ることが出来、開幕に向けたセットアップへとつなげることができた。

岡山と富士の公式テストではタイヤやブレーキをはじめ、マシンのありとあらゆるセットを試し、最適な組み合わせを探ります。 1秒以内に10台以上のマシンがせめぎ合うほどのスーパーGTでは、僅かな差が順位を10以上落としてしまう原因にもなりかねる反面で、10位以上一気に上げることにも繋がります。 常にそんな緊張感に晒されてマシンを走らせるドライバーに求められる精神力や集中力も並ではありません。 そのためのトレーニングや練習を日々怠ることなく続けていくのもドライバーの宿命でもあります。

メカニックの彼らもまた、そんな期待に応えるべく常日頃からマシンの準備やタイヤ交換のトレーニングに励みます。 ドライバーはメカニックを信じられなければ全開で走ることが出来ません。 個々の能力の高さよりも、個々を補えるチーム力があるチームこそ、レースで勝つことのできるチームです。 誰か一人の突出した能力ではなく、全員の能力が底上げできるよう、CARGUY Racingは常に本番を想定したチームの動きを意識しています。 そのため公式テストにおいても、レース本番と同じパーティションフルセット、機材フルセット、装備フルセットで臨みました。 いよいよ開幕戦を目前に控え、CARGUY ADA NSX GT3は今日もメンテナンス中です。 ファクトリーではドライバー交代やタイヤ交換の練習も日々行われています。 SUPER GTでのCARGUY Racingのご活躍をどうぞ、応援よろしくお願い致します。