SUPER GT Rd8 もてぎ

SUPER GT最終戦もてぎラウンド。

シーズンラストということもあってツインリンクもてぎには多くのSUPER GTファンが駆け付けた。

 

もてぎ戦は全車ウェイトハンディが無くなり、性能調整はBoPのみの状態となる。

開幕戦の岡山ではQ1を突破したCARGUY Racingだが、周りのチームも当然ながら開幕戦からレベルを上げてきている。

厳しいレースになるのは初めから分かっている中でスタートしたGT最終戦にCARGUY ADA NSX GT3は臨んだ。

 

公式練習は波乱の幕開けとなった。

SUPER GTは公式練習→予選→決勝レースと短くまとめられたテンポの良いレースが魅力だが、他のレースのようにフリープラクティスや特別走行が無く、コースへの習熟やマシンセットを決めるためにチームへ与えられた時間が短いのも特徴のひとつ。

いかにミス無く与えられた時間を有効活用できるかが問われるプロの世界だと痛感した。

CARGUY ADA NSX GT3はその貴重な公式練習で、左リアタイヤのホイールナットが脱落するトラブルを発生してしまった。

チームは早急に原因究明と対策を講じ次の走行へ復帰することになる。

続く公式予選は横溝選手のアタックでスタートした。

Q1突破には46秒台がベスト、47秒台前半がベターというところで、47秒6と好タイムをマークして順位は1位。

しかしすぐに周りのマシンもタイムを上げてきて、あっと今に10位にダウンする。

 

もう一押し欲しい所だが、タイヤのグリップも持たずにピットへ戻ることとなった。

タイムは1’47.672

Q1突破まで0.02秒足りなかった。

予選  17位 / 29台

決勝レースは航空自衛隊のF2戦闘機の展示飛行があったりと、レース前に既に会場の興奮はMAXに!

CARGUY ADA NSX GT3は横溝選手のスティントも何事もなく終え、続く木村選手のスティントへ。

ジェントルマンである木村はプロ相手に必死の走りを見せ、最後の最後まで格上のプロたちを相手に戦った。

レースはノートラブルで完走し、今年のGT全戦を無事に走り終えたCARGUY ADA NSX GT3

決勝  23位 / 29台

結成1年目のCARGUY Racing、参戦1年目のチーム体制、参戦1年目のマシンという状態で、来年のシード権はBシードへ繰り上がることができた。

1年間応援をしていただいたスポンサー各社様、HONDA様、M-TEC様、JAS様のメーカーの皆様、ファンの皆様、有難うございました。

 

来年のLeMans24Hへ向けて、CARGUY Racingは既に2019年のシーズンが始まっています。

アジアルマン上海ではクラス優勝!

そして今週末に控えた富士戦でも当然優勝を狙っていきます。